あやめが美しい季節ですね。
昨年も紹介しましたが、「あやめ」は昭和62年に頸城村30周年を記念して制定された旧頸城村の花。当時から水田や用水などに植えられていて、稲作と深く関係していたことから村の花としたそうです。
当財団でも、昨年7月にふるさと講座「あやめプロジェクト~広げよう頸城の花「あやめ」の輪」を実施し、あやめの育て方などを学びました。また、実際に株分け作業をし、株分けした株を持ち帰ってもらい、自宅や畑に植えていただきました。
参加者の皆さん、その後あやめは元気に育ちましたか?花は咲きましたか?
講座の参加者のなかには、施設の入り口や地域の広場に植えてくれた方も。
こちらは、坂口記念館正面入口。
まだ、花は少ないですが、葉はよく育っていますので、来年以降がとても楽しみです。
そして、こちらは下吉地内に老人会の皆さんが植栽したもの。
雑草に負けず、元気に育っています。株が大きくなったら、素敵なあやめスポットになりそうですね。
実は 事務局でも 講座の際にいただいた株を鉢植えにし、職場の敷地内でひっそりと育てていました。
講座で習ったとおり、植え付けから一週間は水やりをして、その後はほとんど手をかけず、日当たりのよさそうな場所に置いていたところ、この度、美しい花を咲かせてくれました!
(と言っても、まだ1年目なので、花は1輪咲いただけです…)
来年、再来年ともっと沢山の花が咲くことを期待して、もう少し手をかけて育てていきたいと思います。
そういえば、以前紹介した頸城中学校のあやめ。全校生徒で植栽作業をしてから2年目となり、株も大きくなって綺麗な花を咲かせています。
こうして毎年少しずつ大きくなってくあやめの姿を今後も楽しみに、頸城の花「あやめ」が広まっていくことを願います。