先日、わが家ではちまきを作りました。
ちまきは、端午の節句などに各家庭で作って食べるの郷土料理なのですが、わが家ではこの時期が定番。
最近では手作りする家庭も少なくなってきているようです。
そこで、平成30年度の成人講座では地元のNPO法人くびき来夢ネットの皆さんを講師に、郷土料理「ちまきを作ってみよう!」を実施しました。
ちまきは、丸めた笹の葉にもち米を詰め、もう1枚の笹でフタをして、スゲを巻くのですが、これがけっこう難しい。
参加者のほとんどが初めてちまき作りに挑戦したという人ばかりでしたので、最初はスゲを巻く作業がなかなかうまく出来ずで・・・。笹のどこを押さえたらいいのか・・、スゲはどう巻くのか・・、笹を押さえてる指はどのタイミング抜くのか・・、スゲはどこを通して結ぶのか・・、あれこれしているうちに、丸めた笹の葉が崩れ中のもち米がこぼれてしまったり、スゲの巻き方が不格好になってしまったりと悪戦苦闘。
ですが、講師の皆さんにくわしく教えてもらいなんとか形にしたのでした。
さて、今回は私にとって1年ぶり3回目のちまき作り。習ったことをなかなか思い出せずに、また今回もあれこれして・・・。なんとか思い出しながらの作業でした。そして、やっぱり巻き方が難しい!上手に巻けたと思っても、きちんと全体を巻いていないと、茹でたときに蓋が外れちゃうのです。そのような失敗作が2つほど出来上がってしまいました。
地域に古くから伝わる郷土料理。これからも大切にしていきたいですね。
巻いたばかりのちまき。
このあと、一晩水に浸してから茹でます。
茹で上げたちまきは、きな粉をつけていただきます。
この地域のちまきは細長い三角ちまきです。