助成金等審査会を開催 そして 頸城の花『あやめ』

5月13日に助成金等審査会を開催しました。
この会議は、地域コミュニティ助成事業の申請について審議し、採択を決定するものです。

地域コミュニティ助成事業とは、町内会などの公益活動を行う団体が地域のまちづくりやコミュニティ活動に必要な施設整備や地域の史跡、文化などの保存・伝承事業に対して事業費の一部を助成する制度です。

今年度は、11団体からの申請がありました。
申請内容は町内会館等の整備事業が6件、防犯灯関係が3件、団体で使用する機器の更新が2件でした。

さて、この地域コミュティ助成事業は、地域の振興や活性化を図り、頸城の資源や文化、施設等を残し保存ししていきたいという思いから実施している事業。

頸城区には残していきたいものがたくさんあります。そのひとつに、この時期に美しい花を咲かせている『あやめ』があります。

『あやめ』は昭和62年7月に頸城村30周年を記念して、旧頸城村の花に制定されました。当時、8人からなる制定委員会で審議のうえ水田や用水などに植えられていて、稲作と深く関係していることから『あやめ』に決定したそうです。

現在でも、頸城区を走る巡回バスは「あやめバス」の愛称で親しまれ車体にはあやめの絵か描かれていますよね。

また、地域のみなさんもこの花を大切にしていて、今の季節は各家庭のお庭や畑などで美しい花を咲かせています。

大瀁小学校の脇から坂口記念館に続く道沿いにはあやめの花が連なっています。聞けば、最初は花が好きな地域の方がご近所さんからあやめの株を少し分けてもらって植えたのが始まりだそうで、それ以来、一人で草取りなどをして管理しながら、株分けをして増やしていったそうです。
なんて素晴らしい‼
今では、150mほどのあやめの帯になっています。

また、花ヶ崎町内会では、町内会館の脇に植えて、老人会で草取りなどをして大切に育てているそうです。

その他にも、気を付けてみれば『あやめ』スポットはまだまだたくさん。
坂口記念館へ続く道をさらに進んでいくと、畑の中や田んぼの脇に咲いているあやめを見ることができます。

まさに今が見頃‼
ぜひ、散歩しながら見ていただきたいです。

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